PubMed日本語版登場?と見紛うデモサイト

これはすばらしい。

いつか来るだろうと(勝手に個人的に)思っていた現実が今目の前にあるのだ。
今は第二外国語を一生懸命に学ぶ人々は多いが、近い将来、言葉の壁を飛び越えて自由に意思疎通が出来る時代がくるのではないかと思っていた。

医学・薬学・ライフサイエンス関連の論文データベースであるPubMedは、研究者にとって宝の宝庫である。NCBI(米国国立医学図書館 国立生物工学情報センター)によるこのデータベースは英語で書かれているが、その日本語版サービスは存在しなかった。

いくつか、日本語で検索できるサービスというものはあるものの、検索結果はあくまで英語であり、研究者以外の一般の人々が日本語で利用できるレベルには到底及ばなかった。

そもそも、研究者は英語が出来るから日本語版なんていらないとは言わないでほしい。

研究の途についたばかりの素人にとっては、英語というだけで抵抗感がある人もいることだろう。

さて、ぱっと見たところ、まるでPubMedの日本語版かと見紛う画面である。
このサイトは、PubMedの日本語版ではなく、株式会社ロゼッタが開発してる翻訳機のお試し訳サイトとして公開されたものである。機械翻訳による訳文なので完全に正確とはいかないが、一見日本語サイトに見えるくらいに自然な日本語になっている。

URL:http://pubmed.jukkou.com/