「洋の東西を問わず、○○○」ということがあるが、顔の見方に関しては洋の東西差があるようだ。
グラスゴー大学の研究者らが人の顔を見る際の目の動きを調査した結果、洋の東西で顔の認識方法に違いがあることがわかった。西洋人は目を見た後口元を見るのに対し、東アジア人は顔の中心部に目をとめる。また、アルバータ大学の研究者らも東洋人は顔だけでなく、その背景の様子も含めて顔を判断することを報告している。
欧米では集団と切り離して個人が語られるのに対し、東アジアでは文化的習慣として「空気を読む」ことに慣れていることと関係があるかもしれない。
▼PLoSone > Culture Shapes How We Look at Faces
▼アルバータ大学 express news
When it comes to emotions, eastern and western cultures don’t see eye-to-eye: study
▼pdf文書＞Placing the Face in Context: Cultural Differences in the Perception of Facial Emotion