
医療漫画がはやっている。
そこには、人体のさまざまな器官が立体的に絵で示され、素人にも分かりやすく病気の解説が加えられたりしている。同じような図を素人でもある程度は作成できるサービスがある。
病気のことを知るのに、立体的な映像でその臓器の形や場所、ほかの人体器官との位置関係などを把握できれば、より理解も深まることだろう。BodyParts3Dでは、膨大かつ詳細な”体に関する情報”の関係を理解する際に Google Mapや Google Earth のように、BodyParts3Dデータベースから部品を選択して自由に人体の部分のモデル図が書ける。
BodyParts3D – 3次元解剖学用語データベースでは、ユーザーが作成した図アナトモグラムは部品名称とそれぞれの表示条件、視点の3つのパラメタセットで定義される。その結果、作成した図アナトモグラムは、画像データではなく非常に軽いテキスト情報としてURLの形で保存送付が可能である。医学生物学文献を作成するときや、ホームページのコンテンツとして利用することも出来る。
こちらに利用例が掲載されている。
→http://lifesciencedb.jp/ag/examples/index.jsp
このサービスによって、医学コミュニケーションと世界の解剖図の標準化が図られることが期待される。なお、本サービスは文部科学省の委託を受け、(独)科学技術振興機構が統合データベースプロジェクトの一環として制作している。
▼BodyParts3D – 3次元解剖学用語データベース オンライン3D人体地図サービス
http://lifesciencedb.jp/ag/index.jsp
→ リンク先変更
http://lifesciencedb.jp/bp3d/