[News] 世界最小の赤ちゃん

世界最小の未熟児赤ちゃんの記録が更新されたようだ。

今までの世界最小記録は、1989年に誕生した赤ちゃんの281gだった。このたびそれよりも37g少ない244gの赤ちゃんが誕生したと発表された。赤ちゃんが誕生したのは2004年9月19日のこと。母親が子癇前症(pre-eclampsia)を発症したため、シカゴのLoyola University Medical Centerにおいて、妊娠25週と6日時点で帝王切開され、双子の赤ちゃんが生まれたとニュース記事が報じている。現在の最小記録保持者となった赤ちゃんの名前は「Rumaisa Rahman」という。

 

医師たちは赤ちゃんが元気になるまで発表を控えていたらしく、Rumaisaは現在約1.18kgにまで成長し、保育器も要らずに元気だいうことだ。BBCの報じるところによると、双子のもう一方は名前をHibaといい、563gで生まれたのが2.25kgまで成長している。双子は二人とも2005年1月の中頃までに家に帰ることができるだろうと医師らは話しているようだ。

▼BBC > World’s smallest baby born in US 
▼NewsfromRussia.com > 244g baby believed to be the smallest one to survive

▼2 Baby Name > Who was the smallest baby in the world?

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同じ重さというと、重さ244gのパーム用キーボードや各種のレトルト食品(たとえば、寿がきやの「関西風 きつねうどん」、日清 Chin屋台風ソース焼そば 244g)⇒リンク などがある。

そんな小さな赤ちゃんが生きていけているというのが不思議でしょうがない。命の力はすごいものだと感心する。RumaisaとHibaは、あまりに早くに生まれてしまったために、ママのおなかの中で母親の鼓動を感じることができないわけだ。おなかに手をやって、「あ!動いた!」と胎動を感じ取るお母さんの感動もあったもんじゃない。

手乗り赤ちゃんを育てるお母さんは、いったいどんな気持ちで”手のひらサイズ”の赤ちゃんを眺めているのだろうか?244gからはじめる子育てに思いを馳せた。

追記;

smallest babyで検索すると その後、2006年に誕生した少女Amillia Taylorの話題もでてくる。