「双子の一人は小学生なのにもう一人は中学生」なんてことがあるのだろうか?
答えはイエスだ。AP通信が報じたところによると、ルーマニアに住む33歳の女性が昨年12月に赤ちゃんを産んだあと、2ヵ月後の今月もう一人赤ちゃんを産んだらしい。もし、一人が3月に生まれ、もう一人が5月に生まれたのだとしたら、彼らは学年が異なる双子ということになる。
母親の名前はMaricica Tescuという。2ヶ月で妊娠から出産まで出来るわけもない。では、なぜ彼女は続けざまに二人の子供を生むことが出来たのだろうか?答えのヒントは the Cuza Voda産科病院の医師Mircea Onofriescuの証言にある。医師の話によると母親は先天的な奇形により子宮を二つ持っていたのだそうだ。
3.5ポンドで生まれた最初の赤ちゃんと5.7ポンドで帝王切開にり生まれてきた二人目の赤ちゃんは、母親ともども元気に過ごしており、双子の兄弟はもうじき退院できるだろうということだ。なお、彼女には11歳になる子供がいるということだ。
▼【Yahoo_AP通信】Romanian Woman Has Twins, Two Mos. Apart ・・・2010年1月現在リンク切れ
▼【TheLedger】Romanian Woman Has Twins, Two Mos. Apart・・・2010年1月現在リンク切れ
▼The Independent > Woman has twins – two months apart
▼msnbc.com > Twin boys born nearly 2 months apart
▼BBC News > Twins are born two months apart
「子宮が二つある女性がいるんだって!」そう言ったときの妻の反応は、「え~!じゃあ、生理も二回あるんかな~!?」
ちゃうやろ!・・・と思う。
女性の性周期は全身を巡るホルモンによって調節されるのだから、生理も二つの子宮で同時に起こると思うのだが、違うのだろうか?
それにしても子宮が二つあるからといってそれぞれの子宮でうまいこと受精が行われるってのはすごい。
以前に世界最小の赤ちゃんの話題を取り上げたが、その赤ちゃんは双子だった。双子の赤ちゃんはなにかと話題を提供してくれる。「メディアに登場した双子たち」というホームページもあるようだ。
▼メディアに登場した双子たち
http://www.hidarikiki.com/twins/
Feedmeterランキング【212】番目
2010年1月旧サイトより再掲載
■誕生日の違う双生児
2ヶ月も違わないと思いますが、1週間ぐらいなら条件がそろえば、子宮の奇形がなくともありえるかと。双胎の片方が胎児ジストレス(いわゆる仮死)になり、分娩させなければ命にかかわる場合、片方だけ出産して、元気なもう片方の妊娠続行を試みることはあります。そんなに長くはもちませんが。
ひろふみ (2005-02-12 00:04:53)
Comment by ひろふみ(再掲) — 2005年2月12日(土曜日) @ 00時04分46秒
■ へえ — コメントありがとうございました。
双子出産において間隔があいて誕生する場合のあることは知っていましたが、せいぜい数時間の範囲だと思っていました。条件が揃えばということのようですが、1週間も間隔をあけることが可能なんですね。
でも、子宮が収縮して一人が生まれるのに、もう一人が無傷で子宮内に留まれるというのが不思議な気がします。命って強いですね。
windfall (2005-02-12 01:31:22)
Comment by Kenti — 2005年2月12日(土曜日) @ 01時31分18秒
めったなことではしないと思います。在胎32週ぐらいあれば一緒に出しちゃうんじゃないでしょうか。24~25週など感染のリスクをおかしてでも、少しでもお腹の中にいたほうが『まだマシ』という、リスク・ベネフィットの観点から選択されると思います。
ひろふみ (2005-02-13 11:27:00)
Comment by ひろふみ(再掲載) — 2005年2月13日(日曜日) @ 11時27分24秒