もっと小学生にタバコを吸わせろ!
そんな無茶なことを言っているのかどうかは知らないけれど、ここにタバコの売り上げを維持するコツが潜んでいる。以前にタバコ会社の陰謀というエントリーでタバコ会社のマーケッティング戦略について触れたことがある。タバコ会社の幹部が話し合ったのかどうかは知らないが、聞くところによると小学生の喫煙が非常に増えているらしい。
ピッツバーグ大学の研究者らがアトランタのジョージア国際会議場で開催された第36回神経科学会議で、若いうちにニコチンに暴露されると神経の配線が変わり、大人になっても長いことニコチン中毒の状態が続くことを報告した。
Jay W. PettegrewらがMRSI(magnetic resonance spectroscopic imaging)を利用して研究したところ、ニコチンは神経細胞膜の障害を引き起こし、こうした変化は男性に顕著であることが明らかになったそうだ。今回の結果は、若い時期にタバコを吸った青年は生涯タバコをすい続ける確率が高いという疫学研究の結果からも説明できる。
▼【EurkAlert】Early use of nicotine could increase susceptibility for life-long addiction
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決して、今回の研究は「たばこを安定的に売る方法」を探るために行われたのでないことをここに断っておくが、もしかして・・・・?という僕の妄想が走り出してしまったのだった。小学生での喫煙率上昇がタバコ会社のマーケティング戦略でないことを願う。
どこで見かけたのか忘れたが、成人男性の喫煙率が減る一方、女性の喫煙率や子供の喫煙、しかも高校生ではなく、小学生での喫煙が増えているらしい。
本当だろうか?