「あのね、彼、怒っているの」
クリスマス前から毎日15分のアニメを見始めたデニス君。
自閉症のため、人の表情を読み取るのが苦手だったデニス君だが、
アニメを見始めて約一ヵ月後には目覚しい変化が現われた。
BBCが報じたところによると、自閉症の子供が人の感情を理解できるよう助ける活動が広がりつつあり、人の顔を貼り付けたアニメのキャラクターを使った取り組みが自閉症の子供の助けになるかもしれないという。
幸せ、怒り、恐怖などの表情がエピソードに盛り込まれた15分間のビデオを毎日15分みることで、そのビデオで紹介されている顔の表情の意味を自閉症児は理解し、情動を学習するのに役立つ可能性がある。このようにケンブリッジ大学自閉症研究センターのSimon Baron-Cohe教授は考えている。4週間という短い期間の取り組みで冒頭にあげたデニス君は、目覚しい効果をあげたそうだ。
▼【BBC】
Cartoons to aid autistic children
少し前の記事だけど、自閉症の子供を持つ知人にも知らせてあげよう。
しかし、リアルな人の顔を貼り付けた機関車トーマスなんて、見ていて子供は
面白いのだろうか?
そんなことを考えつつも、子供って本当にアニメが好きだな~と思う。
我が家の子供は、アニメを見たこともないのに、ミッキーマウスのキャラクターグッズをお土産でもらったら大喜びで一緒に寝ていた。
ディズニーのキャラクターは、どうしてあそこまで子供をひきつけるのだろうか?