[BBC] 赤ちゃんの性別は家庭環境で決まる

我が家のお子様たちは、日々わんぱく度を増してゆく。最近は忙しくて帰宅時間が遅いこともあり、子供たちと過ごす時間が少なかった。だからなのだろうか?夜寝るときにパパの存在は必要ないようだ。パパは楽でいいけどママは大変だ。

そんなことを考えているとBBCが「赤ちゃんの性別と家庭環境」について報じているのが目に飛び込んできた。

BBCニュースの報じたところによると、妊娠するときの両親の状態が赤ちゃんの性別を決定するらしい。米国全米経済調査会は86,436人の出生データを調べ、受胎時に両親が一緒に住んでいると男児誕生の割合は51.5%で、そうでない場合は49.9%だったと報告した。

この比率はほんのわずかの違いのように感じるかもしれないが、全人口でみた場合は統計学的に大きな違いだと考えられる。研究者らが兄弟姉妹を観察した結果も同様のことを示しており、受胎時に両親が一緒に住んでいた場合にはそうでない場合よりも14%男児が多かった。

研究者らは、この結果が先進国における出生男女比率逆転の理由を示すものだとしており。19世紀にさかのぼってデータをみた場合も、未婚女性の男児出産が少なかったことを指摘する。

家庭環境は子供を生むうえで大事なのだ。

研究者のひとり、Karen Norberg博士がBBCの記者に語ったところによると、男女比率の違いが生じる理由は、両親のホルモンバランスや受胎のタイミングによって説明できるかもしれない。また、男のほうが育てるのに労力がかかるために子育てを手助けする相方がいたほうが都合が良かったのだろうとも考えられる。

一般人口では、女の子100人に対して男の子106人が生まれる。この理由は、男の子の方がキンジストロフィーなどの遺伝性疾患で死ぬことが多いからだと指摘する声もある。

排卵日に受精すると男の子が出来やすく、排卵日より2~4日前に受精すれば女の子が出来やすいとも言われていると記事は締めくくっている。

【BBC】Baby sex link to domestic status

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記事の考察は説得力があるのだろうか?

最後に書かれた排卵日に受精すると男の子が出来やすいのは、本当らしいと聞いたことがある。もしそうであるならば、両親が一緒に住んでいるとそれだけ排卵日に受胎する確率も高くなるから男の子が生まれやすいということもあり得るだろう。

そう思うと本当らしく聞こえてくるけど・・・・・・・

受胎時に両親が一緒に住んでいなかったというのはどういう定義なのだろう?

・単身赴任中に受胎したとき、赤ちゃんは女の子が多かったりするのだろうか?
・不倫で出来た子供は、女の子が多いのだろうか?

こんなふうに考えると嘘っぽくも聞こえてくる。

いずれにしても、赤ちゃんは両親が揃った環境で受胎して誕生するのが望ましいと思うのだった。